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2009年12月28日
2009年11月5日、6日に開催された 第19回日本産業衛生学会 
産業医・産業看護全国協議会 第7回合同セミナーの記録


今回の合同セミナーは、11月5日(木)13時から翌6日の午前中にまでの日程で行われました。参加者が48人で、そのうち歯科関係者は6人でした。

巡視場所は、健康機器製造工場で、プレスから塗装、成形、組み立てまで一貫して行われている現場を巡視させていただきました。

学会会場に集合後、バスで移動、移動中は雷雨という悪条件でした。到着後、工場の概要を会社から説明を受け、初めに6班でグループ編成していたものを、2班ごとに分かれてプレス工場、成形工場、組み立て工場の3ヶ所を会社の人に説明してもらいながら実際の概要を把握するために工場を巡視しました。その後、各班で発表の割り当てのある部署を時間をかけて集中して巡視し、工場の安全衛生の優れている点と改善した方が良い点を各自確認、記録し、また、写真撮影が可能な部位のみ撮影を行いました。その後、ホテルに移動し、各班に分かれ、約2時間という短時間で優れた点や改善点を討論し、パワーポイントにまとめました。その後は交流会があり、一日目を終了しました。

2日目の翌朝は、学会の開会式の後に続いて、昨日まとめた各班のパワーポイントを5分で学会会場で発表を行いました。各班とも2時間で製作したとは思えないほど充実した発表で、巡視場所の工場関係者の方も発表を聞き、熱心に記録していました。今回は、開会式の会場で行なったために、セミナーに参加していない先生からも質問があるなど活発な意見交換が行われました。最後に、工場関係者の方のご意見をいただき、今回の発表内容を吟味して少しずつできるところから職場を改善していきたいというコメントを頂きました。

来年は、ダンボール製造工場を巡視する予定で話を進めているとのことで、産業歯科保健部会からも多くの参加者をお願い致します。

文責:カシオ計算機(株)カシオ本社診療所  三村 将文

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